過去の礼拝から
2022年5月の日本語礼拝から
◆◇◆日本語礼拝の報告◆◇◆
礼拝前に「主の祈り」について復習を兼ねて学びました。日頃慣れている祈りではありますが、イエス様が教えてくれた唯一の祈りで、大変意味合いがあることを重ねて思い出し、今後の礼拝の中でも思いを込めて唱えましょう。
礼拝の説教では、復活節第5主日の朗読個所(使徒言行録13章44-52節)から「永遠の命に至る道」について考えてみました。パウロとバルナバがユダヤ人たちのヤジにも負けず恐れもせずに大胆に説教をしたと記されています。勇敢に語った中に「永遠の命」という言葉が登場します。どういう意味なのでしょうか。長生きする意味ではありません。
パウロは神様のみ言葉に耳を傾けないユダヤ人たちに「自分自身を永遠の命を得るに値しないものとしている」。神様のみ言葉が語られている中、心を閉ざしている人々です。簡単な図式で示すと、み言葉を受け入れるイコール信じるイコール永遠の命ということになるのではないでしょうか。
特別祈祷である特祷にも明確に「神様をまことに知ることは永遠の命に至る道」とあります。イエス様が示されたことが「道」であり、「真理」であり「命」であることを知り、イエス様が示されたことに従うことができるように、その道こそが永遠に至る道です、どうぞ神様、私達がその道を歩むことが出来るようにしてくださいとの祈りです。
み言葉を受け入れた人々の特徴は、喜びと聖霊に満たされることです。私達は、人々を悲しみから喜びへ、恐れから平和へ、憂いから希望に満ち溢れる道へ、弱き者が強くされる福音を携えています。
辛い体験や厳しい時にはちょっと重荷を取り除いてください、でも神様のみ心、ご計画でしたらさせてくださいと祈りましょう。神様のご計画のうちにあれば必ず喜びと活き活きとした命が与えられます。